2018年12月1日(土)
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1年がもう終わるなんて……。師走にお届けする、2018年12号月号です。
詩のリレー連載「食べることは歌うこと」。畑を耕す人、パンを焼く人、ハーブを育てる人、カフェを営む人。ローカルで生活を営み、広い意味で「食」にかかわる仕事をする人に、「食べること」をテーマにして詩のことばを寄せていただきます。
第2回にご登場いただくのは、パン屋 ameen's ovenのミシマショウジさんです。
ライターの神田桂一さんの連載「離陸と着陸のあいだで 旅本読書記録」。今回紹介するのは、伊丹十三『ヨーロッパ退屈日記』。
今月号から新連載がふたつはじまります。
ひとつ目は、『愛と家事』の著者で編集者、ライターの太田明日香さんの「Hello folks」。2年間のカナダ滞在経験から、「日本とカナダの違い、「外国人になった経験」や「外国で暮らすこと」を描いてみたい」。詩、エッセイ、写真を組み合わせた連載です。太田さんとは、料理家どいちなつさんの本『焚き火かこんで ごはんかこんで』(サウダージ・ブックス)の本作りをご一緒させていただきました。
ふたつ目は、写真集『曙光——The Light of Iya Valley』(サウダージ・ブックス)の著者でカメラマンの宮脇慎太郎さんの短期集中連載「The Road to Yakushima」。今年の8月に編集人とともに訪れた屋久島について、そして影響を受けた詩人・山尾三省やカウンターカルチャーについて省察するトラヴェローグです。
特別寄稿として「中学生韓国旅行日記」を掲載します。編集人が聞き手になり、女子中学生の娘(ま)に韓国への旅行についてインタビューしました。全2回のうちの、前編。他愛のない親子の会話ですが、普段着のことばで日韓関係について考えてみました。
サウダージ・ブックス代表でライターの浅野佳代の連載「Walkabout」、編集人の連載「ぼくらの詩(Our Poetry改め)」も更新中。
表紙のイラストは、画家のnakabanさんの作品。「コップ」の絵のシリーズを、月替わりで寄せていただきます。(アサノタカオ)
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